皆様こんにちは!
大阪府藤井寺市で解体工事をさせていただいている株式会社スカイ・リクエストです!
スケルトン工事についてご存じでしょうか?
店舗やオフィスの退去時には、物件を借りたときの状態に戻すためにスケルトン工事を行うことがあります。
しかし、スケルトン工事は頻繁に行うものではないため、
詳しい工事内容や費用相場を知らない方も多いのではないでしょうか。
スケルトン工事のデメリットや注意点、業者選びのポイントを把握せずに進めると、
オーナーや近隣住民とのトラブルにつながる可能性があります。
そこで、スケルトン工事の内容や費用相場、注意点について詳しく解説します。
■スケルトン工事とは?
スケルトン工事とは、建物の柱や梁、外壁などの構造部以外をすべて解体する工事です。
具体的には、壁紙やカーペット、照明などの内装を全て取り除き、最終的には建物の骨組みだけが残ります。
スケルトン工事は主にテナントの返却時に行われることが多いです。
テナントは、入居時の状態に戻して返却するのが一般的だからです。
内装や設備を残したまま退去すると、次の借主が部屋のデザインやレイアウトを思い通りに変更できず、使い勝手が悪くなってしまいます。
また、スケルトン工事は大規模なリフォームを行う際にも実施されます。
例えば、店舗の内装や間取りを一新したい場合や、建物の構造部分の補修が必要な時に行われます。
■スケルトン工事と内装解体の違いについて
スケルトン工事と内装解体の違いは、解体する範囲にあります。
スケルトン工事は建物の骨組み以外のすべてを解体し、最終的には骨組みだけが残ります。
一方、内装解体では一部の内装だけを解体し、骨組みまでは解体しないため、完全なスケルトン状態にはなりません。
そのため、スケルトン工事は内装を全て取り除くことで、次の利用者が自由にレイアウトを変更できるメリットがあります。
一方で、内装解体では一部の設備を残すことができるため、次の借主がそのまま使える設備があるという利点があります。
■スケルトン工事のメリット
スケルトン工事は内装や設備をすべて解体します。
工事のあとは内装のレイアウトやデザインの自由度が高く、設備関連のトラブルが少ないメリットがあります。
ここからは、スケルトン工事のメリットを詳しく解説します。
●骨組みだけが残るスケルトン工事では、建物の内装をゼロから自由に設計できるというメリットがあります。
一方、一部の内装が残る状態では、解体や移動ができないため、
理想的なレイアウトやデザインにするのが難しくなります。
たとえば、間仕切りが残っていると、部屋の間取りを自由に変更することができません。
内装のデザインやレイアウトにこだわりたい方には、スケルトン工事が最適な選択肢となるでしょう。
●設備関連のトラブルが少ない点も、スケルトン工事の大きなメリットです。
居抜き物件のように設備が残っている場合、次の借主がそのまま設備を使用することがあります。
これにより設備を揃える費用を削減できる一方、
残っている設備が経年劣化で使えなくなっている可能性もあります。
対して、スケルトン工事では必要な設備を自分で購入したり持ち込んだりするため、
設備関連のトラブルが発生しにくくなります。
■スケルトン工事のデメリット
●スケルトン工事では、構造以外の内装や設備のほとんどを新たに購入する必要があります。
また、構造部に劣化や工事による破損がある場合には、補修費用も発生します。
とはいえ、スケルトン工事の結果、理想の内装に仕上げることができ、
建物の安全性も保たれるというメリットがあります。
●スケルトン工事では、給排水管や配線にダメージを与える可能性があり、
対象区画だけでなく建物全体のライフラインが使えなくなるリスクがあります。
このような場合、工期が延びるだけでなく、オーナーとのトラブルに発展することもあります。
トラブルを避けるためには、スケルトン工事の実績が豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
また、貸主と業者の三者で工事範囲や対象について認識を共有しておくことも不可欠です。
■スケルトン工事の注意点
●早めに解体業者を探す
テナントの退去が決まったら、できるだけ早く工事を依頼する業者を探しましょう。
一般的に賃貸契約には期日が設けられており、工事が遅れてその期日までに退去できない場合、
追加で賃料を請求されるなど、本来支払う必要のない費用が発生する可能性があります。
また、解体業者が見つかってもすぐに工事を始められるわけではないため、
余裕を持ってスケジュールを立てることが重要です。
●意向をしっかり把握する
テナントの返却時にスケルトン工事を実施する際は、貸主の意向をしっかりと把握することが重要です。
通常、原状回復(借りたときの状態に戻すこと)が求められますが、
貸主によっては「ここは残してほしい」といった具体的な要望がある場合もあります。
借主が自己判断で工事を進めてしまい、貸主が納得しない状態に戻した場合、トラブルに発展する可能性があります。
そのため、工事範囲を決める際には、貸主と賃貸契約書を確認しながら入念に打ち合わせを行いましょう。
また、解体業者にも工事内容をしっかりと共有し、認識のズレが生じないようにすることが大切です。
■スケルトン工事の費用相場
スケルトン工事にかかる費用は物件の広さによって異なり、
一般的には坪単位で30,000~50,000円程度が相場です。
ただし、以下のような条件があると費用が高くなることがあります。
明確な費用を把握するためには、解体業者に現地調査を依頼するのが最も確実です。
■依頼する業者の選び方
●スケルトン工事の実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
スケルトン工事に慣れていない業者よりも、豊富な知識とノウハウを持つ業者の方が安心して依頼できます。
また、実績が多い業者は様々なケースに柔軟に対応できるため、トラブルが少なく済む傾向があります。
大阪で業者を選ぶ際には、会社のホームページなどで施工実績を確認し、
その信頼性をチェックしておくと良いでしょう。
●スケルトン工事では粉じんや騒音などのトラブルが発生する可能性があるため、
近隣住民に配慮してくれる業者を選ぶことが重要です。
例えば、工事前に近隣住民への挨拶回りを一緒に行ってくれる業者は、より安心して依頼できます。
また、近隣住民に安心してもらうためには、工事内容やリスクについて詳しく説明することが必要です。
丁寧に説明してくれる業者を選ぶことで、近隣トラブルを未然に防ぐことができます。
●業者の信頼性を見極めるためには、許可や登録の有無も重要なポイントです。
解体工事を行うには「解体工事業の登録」が必要で、一定金額を超える工事には「建設業許可」が求められます。
許可や登録を保有していない業者は信頼できない可能性が高いです。
解体工事の見積もりを依頼する際には、必ず業者が必要な許可や登録を保有しているか確認しましょう。
不審な点があれば、都道府県などに問い合わせて確認することをおすすめします。
●極端に安い見積もりを提示する業者には注意が必要です。
スケルトン工事の費用には廃棄物処理費や人件費が含まれており、
安すぎる金額を提示する業者は事前調査を怠ったり、作業が雑だったりする可能性があります。
また、違法工事や違法投棄を行って費用を削減している場合もあります。
業者を選ぶ際には、複数の業者に見積もりを依頼し、価格が適正かどうかを確認することが大切です。
■最後に
スケルトン工事は、建物の構造部分を残して内装をすべて解体する工事です!
これにより、工事後の内装のレイアウトやデザインを自由に設計できるほか、
設備のトラブルが少なく済むというメリットがあります。
しかし、設備を一から準備する必要があるため、初期費用が高くなるのが難点です。
また、解体範囲や補修範囲について貸主と事前に十分にすり合わせておかないと、トラブルに発展する可能性があります。
スムーズにスケルトン工事を進めるためには、貸主の意向をしっかりと把握し、信頼できる業者を選ぶことが重要です!
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